コピー用紙の包み紙、捨てないで・5年続けている4つの使い道

家事

コピー用紙を包んでいる、あの紙。コピー機に補充するとき、そのままゴミ箱に捨てていませんか。

実はあれ、防水加工がされていて、なかなか優秀な素材なんです。私はもう5年以上、台所で使い続けています。

きっかけは、紙を大量に使う職場でした

コピー用紙の包み紙

医療業界と介護業界は、信じられないくらい紙を使います。特にファックス。これだけインターネットが発達して、メールでもPDFでもやり取りできる時代なのに、いまだにファックスが現役です。他の業界の方からしたら、信じられないことだと思います。

月末の締めの時期になると、コピー用紙があっという間になくなっていきます。紙が切れたら、気づいた人が補充する。やらない人はまったくやらない——そういうところに人間性が出るものですが、私は割と補充する係になっていました。

そのたびに出てくるのが、コピー用紙を包んでいた包装紙です。手に取ってみると、思いのほかしっかりしている。「これ、何かに使えないかな」と思ったのが、すべての始まりでした。

よく見ると、この包み紙は2枚の紙の間に、薄いビニールのようなものが挟まれています。万が一コピー用紙が濡れてしまっても大丈夫なように、という心遣いなのでしょう。つまり、防水加工になっているのです。

使い道1・揚げ物の油切り

包み紙の上で油を切っている春巻き

昔はバットで油切りをしていたのですが、後片付けの洗い物が嫌で、チラシや新聞紙で代用していた時期がありました。でも、なんとなく抵抗があったのです。きっと「汚い」「見栄えが悪い」という思い込みだったのでしょうね。それに、新聞をとるのをやめてからは、新聞紙自体が家にありません。

この包み紙なら、油もしっかり吸ってくれますし、内側が防水なので下に染みることもありません。折りたたんで、油ポットの受け皿にも使っています。表面は油を吸って色が変わっていても、裏は何ともない。シンク下の汚れ防止になりますし、汚れたら捨てるだけです。

使い道2・根菜のストック袋

包み紙で作った袋に入れたジャガイモとニンジン

1枚を折って、袋の形にします。糊もテープも使わず、折り込むだけで作れます。そこにジャガイモやニンジンなどの根菜を入れて、ストック袋にしています。

以前は普通の袋を使っていましたが、こちらは防水機能があるおかげで、逆に乾燥防止にもなります。もともと捨てるはずのものですから、汚れたらすぐに捨てられるのも気楽です。

使い道3・我が家のゴミ箱にシンデレラフィット

包み紙2枚で作ったゴミ袋

2枚を合わせて、筒状に折れば、ゴミ袋の完成です。少し面倒に思われるかもしれませんが、我が家の古い缶のゴミ箱に、これがぴったり収まるのです。見栄えは気にしません。

防水加工とはいえ、さすがに生ゴミのような水気の多いものには向きませんが、乾いたゴミなら十分です。ゴミを捨てるためだけに袋を買うことに、私はいまだに抵抗があります。

使い道4・梅干しを干すときにも

包み紙をつなげて梅を並べて干している様子

もう一つ、季節限定の使い道があります。梅干しを干すときにも、この包み紙が活躍してくれるのです。

包み紙を何枚かつなげて、マスキングテープで留めるだけ。その上に梅を並べていきます。ここでも防水加工が効いていて、梅酢がしみ出しても、下まで染みたり破れたりすることがありません。

網の下に包み紙を敷いて梅を干している様子

網を使うときは、その下に敷いています。梅酢がぽたぽた落ちても、ベンチや床が汚れません。干し終わったら、そのまま捨てるだけです。

専用の道具を買えばもっときれいにできるのかもしれませんが、年に一度のことのために、わざわざ買い揃える気にはなれません。捨てるはずの紙で、十分間に合っています。

あえて、人には言いませんでした

実は、この包み紙にはもう一つ使い道があります。防水加工なので、ブックカバーにするととても具合がいいのです。同僚に一度話したとき、たった一人だけ「それいいね」と共感してくれた人がいました。でも、それ以外の人には不思議そうな顔をされるだけだったので、それからは、あえて話さないようにしていました。

正直に言うと、もう一つ理由があります。みんなが使い始めたら、私の分け前が減ってしまうからです。言う必要がないなら、言わない。そう決めていました。

事務員さんには「包装紙が出たら取っておいてね」とだけ伝えていたので、私の机の上に、無造作に置かれていることがよくありました。「何に使うんですか」と聞かれたことは、一度もありません。

今は、ストックが残り2枚です

その後、職場が変わりました。今の事業所はIT化が進んでいて、ほとんど紙を使いません。だから、包装紙もほとんど出てこないのです。

気づけばストックを使い切ってしまい、今、引き出しに残っているのは1枚か2枚。もともと「捨てるはずのもの」として使い始めたのに、なくなってみると、なんとなく不便さを感じています。おかしな話ですね。

のらりくらりと、こんなことをしてきました

包み紙で浮くお金は、正直、大した金額ではありません。年に何百円という程度でしょう。

でも私は、こういうことをずっと続けてきました。捨てるものを見て「何かに使えないかな」と考える。買う前に「今あるもので何とかならないかな」と考える。その積み重ねが、いつのまにか私の暮らし方そのものになっていました。

介護の仕事は、決して収入の多い仕事ではありませんでした。それでも住宅ローンを20年で完済して、60代でFIREできたのは、大きな節約をしたからではありません。こういう小さなことを、のらりくらりと、ずっと続けてきたからだと思っています。

まとめ・捨てるものを、もう一度見てみる

捨てるはずのものを再利用する。SDGsというほど大げさな話ではありませんが、環境にもお財布にも少しやさしくて、手間は1分もかかりません。

もし職場でコピー用紙を補充する機会があったら、あの包み紙を、一度手に取ってみてください。案外、しっかりした紙ですよ。

※商品によって包み紙の素材は異なります。あくまで我が家の体験談としてお読みください。


【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。

コメント