ゴミ袋は買わない・ゴミ箱は大きくしない・我が家のゴミ哲学

家事

いきなりですが、私はゴミ袋というものを、ほぼ買ったことがありません。今日は、我が家のゴミ袋とゴミ箱をめぐる、のらりくらりした哲学の話です。

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指定ゴミ袋のない町で、よかった

ありがたいことに、私の住む地域には指定のゴミ袋がまだありません。友人の住む藤沢市などは指定袋が有料で、ばかにならないお値段だそうです。ゴミを捨てるための袋にお金を払う——考えてみれば、不思議な出費ですよね。

うちでは、いろんな「もらった袋」でゴミを出しています。

ゴミの性質で、袋を使い分ける

乾いたゴミ(チョコレートの包装紙、ラッピング、時間がたっても形が変わらない・匂わない・腐らないもの)→ いつの間

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ご回答をありがとうございました。 ✨

ショッピング袋

プラゴミ透明な袋や、もらった大きな袋へ

ちなみにこの「もらった大きな袋」の正体は、姉妹編の「福祉用具屋さんの『ゴミ』は私の宝物」でたっぷりご紹介しています。

パンの袋に、ぎゅうぎゅう詰め

昔、雑誌でこんな記事を読んだことがあります。「パンの袋をゴミ袋にして、ぎゅうぎゅうに詰めてから捨てる」——当時の私は「何の意味があるんだろう」と、ぼーっと読み流していました。

さて、自分が家計を切り盛りするようになって、あの意味がはっきり分かりました。捨てるものに、わざわざお金をかけない。あるもので、なんとかする。そういう意味だったんですね。

ここでひとつ、覚えておくとちょっといい話を。食パンの袋は、匂いが漏れない、とても優秀な袋なのだそうです。言われてみれば——パン屋さんに入るとパンのいい香りでいっぱいなのに、スーパーやコンビニの食パン売り場では、あの香りがしませんよね。袋が匂いをしっかり閉じ込めている証拠です。

うちは夫が朝は食パン派なので、週に1〜2枚、パンの袋が出ます。これには生魚や焼き魚の後始末、お肉、にんにくなど、匂いの強いゴミを入れて、口を縛って捨てています。

……そう、あの雑誌の「パンの袋にぎゅうぎゅう詰め」。ただの節約じゃなくて、理にかなった知恵だったわけです。何十年ごしの答え合わせ、完了です。

我が家のゴミ箱は4つだけ。しかも、わざと小さい

そもそも我が家は、家の中にゴミ箱を多く置きません。全部で4つです。

せんべいの一斗缶で作ったキッチンのゴミ箱。フタを開けて袋をセットした状態

①キッチン:生ごみ用。市販の20Lのゴミ袋がきっちり入るサイズで、正体はせんべいの一斗缶です(作り方はこちらの記事でご紹介しています)。

フックで宙に浮かせたお風呂場のゴミ箱

②お風呂場・脱衣所:スーパーの透明な袋や、お刺身が入っていた小さめの袋がかかる、小さなボックス。
フックで宙に浮かせて、床掃除の邪魔にならないようにしています。

50年物のブリキのゴミ箱。中に紙袋をちょこんと入れて使用

③寝室:昔ながらのブリキの筒型。
実はこれ、夫が中学生の頃から使っている50年物です。
中にゴミを直に入れず、スーパーの袋や紙袋をちょこんと入れて使っています。

夫の部屋の100均の小さなゴミ箱。半透明の袋を掛けてスマホと大きさ比較

④夫の部屋:100均のプラスチック製。
コンビニでもらえる一番小さな袋がかかるサイズです。
(スマホと比べると、小ささが分かるでしょうか)

昔、芸能人の坂上二郎さんが、テレビでこんな話をしていました。ゴミ箱の中にゴミが入っているのさえ嫌で、いつも空にしていた——なんとなく、それがずっと心に引っかかっていたんです。

だから我が家のゴミ箱は、わざと小さくしています。夫の部屋も昔は大きいサイズでしたが、小さくしました。3日に1回、遅くとも1週間に1回は必ず取り替えるサイズにしておくと、ゴミが溜まりっぱなしにならず、いつも衛生的できれいでいられます。
中に掛ける袋も、スーパーのロール式のポリ袋やコンビニの小さな袋だけ。コストはかかりません。

ちなみに、中に掛ける袋は真っ白のポリ袋より半透明の袋のほうがおすすめです。
中身がぼんやり隠れて生活感が出にくいですし、半透明のほうが手に入りやすいですから。

ゴミ箱は、すぐ動かせるように

もうひとつ、我が家のゴミ箱にはこだわりがあります。すぐ動かせること。

キッチンの一斗缶のゴミ箱と、寝室のブリキ缶の底には、100均で買ったキャスター付きの植木鉢台(コロコロ転がる、あれです)を貼り付けてあります。
シンクの足元にすっと引き寄せられるし、掃除のときもすっと逃がせる。

お風呂場は宙に浮いているし、夫の部屋のは小さいから、ひょいと持ち上げるだけ。
ゴミ箱が軽やかに動くと、掃除が億劫じゃなくなるんです。

紙袋は、大切な資源

もうひとつ、我が家でよく働いているのが、要らなくなった紙袋です。遠慮なくゴミ袋にしています。断捨離やミニマリストの方たちも、同じことをしているようですね。

部屋の隅に紙袋を置いて、ゴミ袋代わりに。紙ですから濡れた
ものや生ごみは入れられませんが、ゴミ箱のように生活感が出ないのがいいところ。溜まったら、そのまま燃えるゴミへ。我が家では、紙袋も大切な資源です。

 

分別は、私にできる寄付

私の住む地域は、ゴミの分別が細かく、町内会も資源集めに熱心です。チョコレートやクッキーの紙箱、コーヒーの箱、名刺、レシート——今までゴミだと思っていた小さな紙も、少しずつ集めれば立派な資源。町内会はそれを紙屋さんに売って、会費の足しにしているそうです。

だから我が家では、部屋の隅で少し場所を取っても、きちんと資源として分けています。そうすると気づくんです。生ごみ以外の「ゴミらしいゴミ」って、実はほとんど出ないということに。

お金を貯めていた頃の私は、ケチで倹約で、寄付やプレゼントをする余裕のない生活でした。倹約ぶりは今もそのままです。でも——きちんと分別して、資源として世の中に戻す。これが私にできる、世の中への還元だと思っています。

まとめ・捨てるものに、お金をかけない

ゴミ袋を買わない。ゴミ箱を大きくしない。もらった袋と紙袋できれいに回す。

特別な節約術ではありません。
でも「捨てるためのもの」への出費をゼロにして、そのぶん暮らしはいつも衛生的——パンの袋にぎゅうぎゅう詰めしていたあの人の知恵は、ちゃんと我が家に生きています。


【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。

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