工事費込み101,000円・洗面台の交換はホームセンターに頼んで大正解だった話

家事
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連休前、突然の水漏れから始まった

今の家は築30年ほど。私が住み始めて13年になります。
3年前の5月の連休前、洗面台の排水管からの水漏れがひどくなりました。

水漏れしていた排水管

慌てた私は、インターネットで見つけた水漏れ修理の業者に電話をしました。
今思えば、この「慌てて」が一番危なかったのです。

やってきた業者に感じた違和感

やってきたのは、親方風の男性とお弟子さんらしき男性の2人。親方風の男性は玄関で靴を履き替えたのですが、スリッパや室内履きではなく、工事現場で使っているような、決してきれいとは言えない靴でした。
なんとなく「危ない工事現場に入るような靴で家に上がられた」という嫌な気持ちになったのを覚えています。

排水管を見てもらうと、「今日は仮止めをするけれど、修理に何万円、出張経費に何万円かかる」という説明。
見積もりに来てもらっただけなのに、けっこうな金額を言われました。

「あなたの予算じゃこんなものしかできませんよ」

洗面台自体が古かったので、私の中では「どうせなら丸ごと取り替えたほうがいいのでは」という気持ちがありました。
そこで、排水管だけの修理と丸ごと交換とどちらがいいか相談してみました。

交換前の古い洗面台

希望を伝えると、カタログをペラペラとめくって「あなたの希望する値段であればこんなものしかできませんよ」という感じで、ごくシンプルなタイプを紹介されました。
それでも「今使っているクラスの洗面台を入れたい」と伝えると、鼻であしらうように出てきた見積もりは36万円
あれはいったい何だったのでしょう。

さらに「洗面台を外すと後ろの壁紙が剥がれて見えるかもしれないから、壁紙も直す必要がある」、古い洗面台の廃棄料も別料金——思ってもみなかった話が次々に出てきます。そして、今すぐ決めろと言わんばかりの勢いで、カタログの商品に丸をつけていくのです。

私はその値段でその洗面台には納得がいかなかったので、勇気を出して言いました。
「今日はいいです。ちょっと考えさせてください」
水漏れを直してしまうと出張費と仮止めの費用がかかると言われたので、その日は何もせずお引き取りいただきました。

洗面器で水を受けながらの40日間

それから工事が終わる6月10日まで、約40日間。
洗面台の下のものを全部出して、ポタポタ落ちる水漏れの下に洗面器を置いて受ける生活でした。

不便でしたが、洗面台は顔を洗うときくらいしか使いません。「洗面器で受けていれば、なんとか保てる」と割り切りました。
慌てて決めなかったこの判断が、結果的に大正解でした。

ホームセンターの対応は全然違った

業者の態度があまりに嫌だったので、近所のホームセンター「ユニディ」に行ってみました。

売り場には洗面台の現物が4〜5種類並んでいて、サービスカウンターの男性が親身に相談に乗ってくれました。洗面台にとても詳しい方で、最初の業者のカタログに載っていたものより、ずっと良いものが並んでいました。しかも現物を見て選べるのです。

ただし、下見→見積もり→下請けの工事会社の手配、と1ヶ月以上かかるとのこと。
それでも私はここに頼むことにしました。

同じ予算で2〜3グレード上のものが買えた

選んだのは、私の希望どおりの前面鏡張りで中に収納ができるタイプ。
下も半分引き出しになっていて、色は家の雰囲気に合った茶色。
最初の業者が提示したものより2〜3グレードも上のTOTOの化粧台です。

金額は、工事費込みで101,000円
取扱説明書に記録が残っているので間違いありません。
最初の業者で36万円と言われたクラスのものが、3分の1以下で入ったことになります。

しかもここでは、古い洗面台の処分料も全部込み込み。
最初の業者では別料金だと言われていたものです。

工事当日も気持ちがよかった

洗面台を外した後の壁

工事に来てくれたのは、あとで聞いたらご夫婦とのこと。
2人で力を合わせて古い洗面台を1つずつ分解して運び出し、玄関には毛布を敷いて家に傷がつかないよう配慮してくださいました。

ご夫婦で鏡を運び入れる様子

心配していた壁紙も「全く問題なく使えます。むしろきれいです」と言ってくださって、貼り替え不要。工事は約2時間〜2時間半、午前中で終わりました。

設置中の新しい洗面台

あとから知った「緊急時のぼったくり」

あとから知ったのですが、水漏れやガス、トイレの詰まりなど「生活の緊急事態」につけこんで、水増し請求やぼったくりをする業者は少なくないそうです。

焦っているときほど、人は冷静な判断ができなくなります。
あのとき「考えさせてください」と言えて本当によかった。
もし水漏れなどで慌てて業者を呼んでも、その場で契約しないで一度考える——これだけは声を大にして言いたいです。

ひとつだけ後悔していること

完成した新しい洗面台

大満足の洗面台ですが、ひとつだけ後悔があります。
洗面ボウルを陶器にするかプラスチックにするか最後まで迷って、「軽くて工事しやすい」「割れない」「陶器より安い」という理由でプラスチックを選んだことです。

今のプラスチックは陶器のように見えて安っぽくはないのですが、髪染めの染料やクリームを置くと色が染みこんでしまい、こすっても取れないまだらのシミができてしまいました。
陶器のときは薬品や染料がついても時間が経ってから流せばきれいになったのに……。ここだけは、陶器にすればよかったと今でも思っています。

これから洗面台を選ぶ方は、髪染めをする人は陶器がおすすめです。

まとめ・慌てたときこそ、一晩考える

  • 緊急時に慌てて呼んだ業者と、その場で契約しない
  • ホームセンターは時間がかかるけれど、同じ予算でグレードの高いものが買える
  • 処分料込みかどうかも確認を
  • 髪染めをするなら洗面ボウルは陶器がおすすめ

40日間の洗面器生活は不便でしたが、あの「考えさせてください」の一言が、10万円で大満足の洗面台を連れてきてくれました。

今日ものらりくらり暮らしています。


【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。

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