
デジカメのSDカードを久しぶりに開いてみたら、写真342枚、動画1本、合わせて1.9GBが眠っていました。
「写真があればいいや」と思いながら撮り続けていたので、正直、自分でもどこで何を撮ったか、覚えていませんでした。
MacBookに、SDカードの差し込み口がなかった

まず、デジカメのSDカードをパソコンに読み込ませるところからです。
以前使っていたWindowsのパソコンには、SDカードをそのまま差し込む口がついていました。ところが去年MacBookに買い替えたら、本体がとてもシンプルで、差し込む場所がありません。間に一つ、何かをかませないと読み込めないのです。
そこで使ったのが、写真の白い小さな部品です。中国の通販サイトで買った、175円のカードリーダー。あとで楽天市場を見たら、どう見ても同じものが1,980円で売られていました。その差、1,805円。
安いので少し心配でしたが、これで十分でした。差し込めば、自動的に読み取ってくれます。
同じ仕様、同じ使い勝手だったら、やっぱり安いに越したことはない。私はこういう積み重ねでFIREにたどり着きました。
あとは、AIに聞きながら進めました。手順はどんどん教えてくれるので、その通りにしただけです。SDカードの中身をパソコンに取り込んで、写真用のフォルダを1つ作りました。
そのフォルダに、スマホに入っていた同じ旅行の写真も入れていきました。私はiPhoneとMacBookを使っているので相性がよく、iPhoneの写真は何なくMacBookに移すことができました。
途中から、日付も狂っていました

デジカメの日付設定を、途中から合わせていなかったようで、記録されている日付が実際とズレているものもありそうです。だんだんスマホのカメラのほうが使いやすくなって、そちらに移ってしまいました。今はiPhoneに買い替えて、撮った場所まで自動で記録してくれるので、なおさらデジカメは出番がなくなっていました。
「やっちまった」と思った瞬間
AIに中身を見てもらったら、342枚が、きれいに3つの旅行に分かれました。
- 12年前の北海道
- 5年前のイタリア
- いつ行ったか、はっきり覚えていない伊勢志摩
すごいと思いました。でも同時に、心の中で「やっちまった」と思ったのも本当です。
去年は韓国に4回、6月には北海道、来月はマレーシア、11月には鹿児島と、旅行の予定が目白押しです。これからも写真は増え続けるのに、過去の分がこんなに溜まっていた。途方に暮れる気持ちになりました。
AIが、日付と地名を読み取ってくれた
それでも、AIは表にして出してくれました。デジカメの中の日付を読み取り、写真に写っている地名まで読み取って、旅行ごとに予想して分けてくれたのです。
これには、素直に感謝の気持ちが湧きました。
まず1つ、網走旅行を完成させました
全部はまだ終わっていません。でも、2024年8月の北海道・網走旅行だけは、整理を終えました。

旅行のパンフレットやレシート、日程表は、もともと旅行ごとに分けてしまってあったので、それをスマホのカメラで撮って、AIに読み取ってもらいました。そのスケジュールと、デジカメの写真、さらにスマホに残っていたその旅行の写真も合わせて、AIにシャッフルしてもらい、1つのファイルにまとめてもらいました。
簡単には、いきませんでした
正直に書きます。さらっと「AIにやってもらいました」と書くと、簡単そうに思われるかもしれません。でも、実際はそうではありませんでした。
似たような景色の写真が、うまく整理できずにつながってしまったり、AIが勘違いしていたりする箇所もありました。直してもらうことはできるのですが、自分が思い描いていたものとは、微妙に違う形になって出てくるのです。
たとえば、旅行の初日から見られるようにしたかったのに、出来上がったものは、最終日から順にさかのぼる形になっていました。日程表も、最初に見せたかったのに、最後に来てしまう。何度も説明し直しましたが、なかなか思い通りにはいきませんでした。
スマホの中の写真もパソコンに移してシャッフルしてもらいましたが、似たような写真が何枚も出てきたり、ぼやけた写真や、間違ってシャッターを押してしまったものまで含まれていたりします。これは、手作業で一枚ずつ削除していくしかありませんでした。
ここで分かったのは、指示の出し方(プロンプト)が、いかに大事かということです。そして、何を残して、何を目立たせて、何を消すか——これは、人間の「思い」の部分なので、AIに丸投げすることはできません。
まとめ・これは、90歳の自分への贈り物です
これは、まだ先の長い話です。
でも、90歳になって、老人ホームで、車椅子やベッドから動けなくなったとき。部屋に置いたフォトフレームに、若い頃の写真が、ゆっくり流れてくる。「ああ、あそこに行ったな」「あれをしたな」——そうやって、自分の人生を、自分の目で見返せるようにしておきたいのです。
友人から、「デジタル終活」という言葉を聞きました。パスワードも、写真も、きちんと整理しておかないと、いなくなったあとに家族が困る、という考え方です。私がやっているのは、そのための、いちばん最初の一歩でもあります。
以前、捨てる前に写真を撮る・断捨離は「通過した記録」を残すためという記事を書きました。物を手放すときに写真を撮るのも、こうして旅行の写真を整理するのも、私の中では同じことなのだと思います。
一気には終わりません。でも、毎日少しずつ。そうやって、今日ものらりくらりとファイヤー生活を楽しみながら暮らしています。
【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。


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