
いきなりですが、私はコーヒーに砂糖を入れません。
ずっとブラックです。
それなのに我が家には、スティックシュガーがペットボトル1本分たまっています。
——今日はそんなお話です——
砂糖12本のレモンスカッシュ・栄養士時代の授業
昔、栄養士の仕事をしていました。まだ「食育」という言葉がなかった時代です。
子供とお母さんへの授業を任されました。
実は缶コーヒーやジュース1本には、スティックシュガー12本分の砂糖が入っています。
——そう説明しても、数字だけではピンときませんよね。
そこで、目の前で実験です。
炭酸水にスティックシュガー12本、ポッカレモンを数滴。混ぜると、あら不思議、レモンスカッシュのできあがり。
その場で試飲してもらいました。
「お母さんはダイエットのためにブラックコーヒーを飲んでいますよね。
でもお子さんには、砂糖12本の砂糖水を飲ませていますよ」
そして締めの言葉は——
「キムタクのような素敵な男の子、ミポリンのような素敵な女の子に育てるために、ちょっとだけ飲み物を考えましょう」。
アイドルの名前に、時代が出ますね🤭。
若い栄養士の栄養指導は、見た目にひっぱられて聞き入れてもらいにくいことも多いのですが、この授業だけは毎回盛況でした。
ブラック派の手元に、砂糖が余る

そんな仕事をしていたものですから、私のコーヒーはずっとブラック。
すると、コーヒーチェーンやファミレスでついてくるスティックシュガーが、自然に余っていくのです。
当時は、コーヒーを注文するたびに砂糖がついてきました。今は「ご自由にお取りください」のスタンスのお店が多いですね。
置いて帰ると、それはゴミになっちゃうな〜。
でも持って帰るのも、みみっちいな〜。そんなふうに思っていた時期もありました。
私のことですから、持って帰っていました。
スティックシュガーは高級品です

栄養士の知識があると、ここで迷いがありません。
普通のお砂糖もスティックシュガー(グラニュー糖)も、同じお砂糖。
むしろスティックシュガーの方が精製度の高い、いわば高級品なのです。捨てるなんてとんでもない。
ついでに、もうひとつ豆知識。
普通のお砂糖にスティックシュガーを混ぜておくと、砂糖が固まりにくくなります。棚の中に置き去りにされて、カチカチになりがちなお砂糖がありましたら、お試しあれ。
ちなみにスティックシュガーは、今は1本6gですが、昔は12g。12g→10g→6gと減量されてきた歴史があります。時代とともに、半分になりました。
ペットボトルの砂糖貯金

コーヒー好きの私は、けっこうたまりました。
袋のままだと場所をとるし、埃もかぶる。そこで、空いたペットボトルに中身を移して貯めることにしました。
これが良かった。どのくらい貯まったかが、一目で見えるんです。たまり加減は年によっていろいろで、ペットボトル半分から1本、というところでしょうか。
無料(ただ)なので、急ぐ必要はありません。
のらりくらり貯めればいいんです。
まとめ・貯めた砂糖は、ちゃんと使い切ります

念のために言っておきますが、私は貯めるだけの人ではありません。
この砂糖貯金には、毎年決まった使い道があるのです。
毎年2月、口が曲がるほど酸っぱい夏みかんが、我が家にどっさりやってきます。
ジャム作りには、けっこうな量の砂糖が必要です。そこで、1年かけて貯めたこの砂糖の出番。
マーマレードになって、大活躍するのです。
もらった砂糖が、たまって、マーマレードになって、瓶に詰まって、また誰かのところへ届いていく。もらう→ためる→作る→おすそ分け——この循環が、私ののらりくらり暮らしの、ちょっと自慢の風景です。
夏みかんとマーマレード作りのお話は、写真もたくさんあるので、また今度たっぷり書きますね。
▶ 書きました!: 私は手間だけ提供・もらった夏みかんがマーマレードとオランジェットになるまで
※スティックシュガーの内容量は商品や時代によって異なります。数字は私の記憶と経験によるものです。
【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。



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