ケアマネが思う保険の見極め・貯蓄は貯蓄、保険は保険

節約

前回は、私が若い頃から入って、やめてきた保険の話を書きました。

今日は、その経験から私が思う、保険の考え方の話です。

医療と介護の現場で、保険の仕組みを見てきました

私の強みは、介護保険についてよく勉強していることです。ケアマネですから。

あと、在宅診療所にいたので、医療保険のシステムもよくわかっています。MSWもしていました。

健保にも勤めていたことがあります。それも2か所。ここにも医師がいたし、健保の中のことも多少わかっています。このときは、流行りの特定保健指導で、管理栄養士の仕事でした。

でも、介護保険と医療保険を勉強しても、なかなか民間の保険と一致させるまでには時間がかかりました。点と点で勉強しているので、線になって腑に落ちるまでには時間がかかり、痛い失敗はかなりありましたね。

日本人は、国民皆保険に入っています。これが最強です

日本人は、国民皆保険に入っています。これが最強のものです。

これに、みんな気がついていないのです。

私は、たまたま仕事柄、がん患者さんの看取りを1年で20件くらいやり、ご家族にも説明をしていました。高額療養費制度のこともわかっています。

長い間、医療保険、介護保険に関わってきたので、具体的にどのくらいの費用がかかるかも、数字でわかっています。

だから、病気にかかっても、そんなにお金がかからないことも知っています。

本当は、高額療養費や医療費控除の仕組み、健保の補助など、細かいこともあるのですけどね。

この文章を読んで、病院に勤めていたからとか、ケアマネだからとか、思う方もいるかもしれません。

でも私は、たまたまこの職業だっただけで、皆さんよりも少しだけ制度に近かったのかもしれません。

けれども、皆さんも国民皆保険に加入しているのですから、知れば知るほど、お得に生活できることは確かです。

貯蓄型の保険は、上手なカラクリです

大抵の民間の貯蓄保険は、薄い保障と、高い手数料、低い運用率なのです。

保険に入って、その後にお金が戻ってくるから、得したと思わされているのです。上手なカラクリです。

私も、FPを名乗る知人に熱弁されて、見事なトークに「良いもの」と思い込まされました。

「3年は解約できないですけど、その後は増えますよ」と、何回も。

結果は、前回書いたとおり、3年のうちに解約して、30万円くらいの損でした。

60代、保険を見直した40年・やめた保険と、残したお宝保険

貯蓄だけでやれば、保険会社がやっているものと同じ商品に投資をしていれば、多額の手数料も取られずに利息が入ります。

貯蓄は貯蓄、保険は保険。混ぜるな危険

貯蓄は貯蓄、保険は保険にしなくてはいけないのです。

これは、互助会のときと一緒なんです。

いざお金が欲しいときに、保険でプールしてしまっておくと、家が買いたい!留学がしたい!家族の入院費に充てたい!などというときには、一切使うことができないのです。

そして、保険を使うときには、必ずバッドイベントなのです。ここで得するも損するもないのです。

保険は、全部掛け捨てでOKなんです。

ここが、コマーシャルや保険の上手なトークで洗脳されてしまうんですよね。

まとめ・足りない分だけ、保険で備える

私の場合は、お金を残す必要がありません。

万が一のとき、バッドイベントを想定して、生活防衛資金として貯めてあります。保険にプールしないで、自分で貯めているのです。数十万円であれば、自力で払えます。

自分の持っている貯蓄で、病気になった場合は、高額療養費制度などを使って間に合うことが、計算でわかっています。自分のお金は自分のために使えるように、ライフプランも作ってあります。

ただし、これはあくまでも私の場合です。

高額療養費制度だけでは、家族の生活費やその他もろもろの出費が間に合わない人の場合には、民間の医療保険に入るべきだと思っています。

それが、自分の生活の中でいくら足りないのか。その足りなかった分を、民間の医療保険に入ればいいと思います。

むやみに不安だからといって、いくつも入ってみたり、オーバースペックの保険に入ったりして、無駄なことをする必要はないと思います。

そのためにも、お金や保険の勉強は必要だと思っています。

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2026-2027年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級

必要なものには、きちんと最低限お金を支払う。けれども、無用なもの、不要なものにはお金を払わない。

そうやって精査して生活できれば、少ない収入でも、きちんとお金は貯まっていくのです。私がその例になっています。

それがわかれば、のらりくらりと暮らしていけるのです。

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※私個人の考えです。必要な保障は、家族構成や貯蓄、働き方によって人それぞれ異なります。制度の内容は改正されることがあるので、最新の情報を確認してください。


【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。

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