2022年5月、古くなったオイルポットを買い替えることにしました。

長年使っていたアルミのポットは、周りがすっかり油でべとべとに。アルミは、ステンレスのように力を入れて磨くと、傷ついたり、剥げたりしてしまいます。
10年ほど使いましたが、買い替えることに迷いはありませんでした。
ちなみにこの写真は、捨てる前に写真を撮るという習慣で残していたものです。おかげで、4年前のことも、こうして記事に書けます。
ステンレスが好きな理由
新しく選んだのは、ステンレス製のオイルポットでした。
私は、台所の道具はステンレス製が好きです。力を入れて磨いても、熱湯をかけても、ピクともせず、いつまでもピカピカでいられるからです。
サイズもちゃんと確認して、「古いものより、少し小さいくらいだろう」と想像しながら注文しました。
届いたら、想像よりずっと小さかった

ところが、届いたものを見て、正直「しまった」と思いました。
まるで、お好み焼き屋さんにある油差しのようなサイズだったのです。
古いポットは、揚げ物を少し置けるくらいの大きさがありました。今回もそんなイメージでいたのに、これでは、揚げたてのものを載せることもできません。
寸法は、ちゃんと商品ページに書いてありました。それでも、実物が届くと、思っていたイメージとまるで違ったのです。
しかもオイルポットとしては4,180円。正直、安い買い物ではありませんでした。
それでも、返品はしませんでした
正直、返品しようかとも思いました。
でも、この歳になって、揚げ物をする回数も、買ってくる油の量も、少しずつ減っていました。惣菜を買ってくることも多くなりました。
「まあ、いいか」——そう思って、返品せずに、そのまま使ってみることにしました。
使ってみたら、まさかの大正解

これが、大正解でした。
使い終わった油を、この小さなポットに移してみると
——意外と、全部ちゃんと収まるのです。
「入りきらないんじゃないか」とあれだけ思っていたのに。
つまり、私は自分で思っていたより、ずっと少ない油しか使っていなかったということが、この小さなポットを通して分かったのです。
揚げ方も、いつの間にか変わっていました
考えてみると、揚げ物の仕方そのものが変わっていました。
昔は、なみなみと油を張って、その中に材料をポンと入れる揚げ方でした。
今は、いつものフライパンに少なめの油を敷いて、揚げ物が半分顔を出すくらいの量で、両面をひっくり返しながら揚げるやり方に変わっています。
一回に作る量も、ずいぶん少なくなりました。油を昔ほど使わなくなっていたのに、道具だけが昔のままだったのですね。
小さいから、酸化もしにくい

もう一つ、うれしい発見がありました。容器が小さいと、空気に触れる表面積も小さくなるので、残った油が酸化しにくいのです。
残った油は、次の揚げ物や炒め物で、ほぼ使い切れるようになりました。
そしてもう一つ。油を使い切れるようになったことで、ポットもこまめに洗えるようになりました。手のひらサイズだから、洗うのもとても簡単。網も蓋も外れるので、すみずみまで洗えます。
いつでもきれいなオイルポットを使える——これも、小さくしたからこその良さでした。
昔は、油を「継ぎ足して」いました
以前は、残った油にまた新しい油を継ぎ足して、大きなポットに「揚げ物専用」として置いておき、古くなったらそのまま捨てる、というサイクルでした。
小さいポットに変えてから、そのサイクルがなくなりました。自分が今、本当に使っている油の量を把握できて、その量で使い切れるようになったのです。
まとめ・サイズダウンが教えてくれたこと
届いた瞬間は「小さすぎる」とがっかりしたのに、4年経った今も、元気に使い続けています。
大きな道具を、ただ同じサイズで買い替えるのではなく、今の自分の暮らしに合わせて、サイズダウンしてみる。
それが、無駄をなくす、いいきっかけになりました。以前書いた入れ子鍋の記事でも同じことを思いましたが、台所の道具は、自分の暮らしの写し鏡のようなところがあります。暮らしが変わったなら、道具も変えていい。
そんなことを考えながら、今日ものらりくらりと暮らしています。
※価格や商品の仕様は購入時点のものです。使用済みの油の保存期間や再利用については、においや色の変化を確かめてご判断ください。あくまで我が家の体験談としてお読みください。
【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。



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