「ダウンタイムなし」のからくり・美容クリニックのカウンセリングで感じた違和感

美容

長年コンタクトレンズを使っていると、まぶたに思った以上の負担がかかるものだと、最近になって実感するようになりました。

きっかけは、コンタクトが入れにくくなったこと

もう何十年も、毎日コンタクトを入れたり外したりする生活を続けてきました。
指でまぶたを持ち上げたり、引っ張ったりする動作の積み重ねで、まぶたのたるみが気になるようになってきたのです。最近では、コンタクトそのものが入れにくくなってきた、という違和感もありました。

加齢による眼瞼下垂は、症状が進めば保険適用で手術ができる場合もあると聞きます。
ただ、私の場合はまだそこまで進んでおらず、保険の対象にはなっていませんでした。

以前、ある芸能人の方が、まぶたの手術について話していたのをテレビで見たことがあります。最初は医療で行い、その後、美容の方できれいに整えた、というような内容だったと記憶しています。それを見ていたのも、今回、美容の方に相談してみようと思ったきっかけの一つでした。

「切れば早いけれど、切らずに済むならそれに越したことはない」という気持ちもあり、まずは埋没法で確認だけでもしてみようと、軽い気持ちでカウンセリングの予約を入れました。

広告は「29,800円・ダウンタイムなし」

広告で宣伝しているイラスト

広告に出ていたのは、ふたえまぶたの埋没法、29,800円、ダウンタイムなし、という文字でした。私自身、二重の施術は今回が初めてではなく、過去に2回受けた経験があります。
介護・医療の現場に22年いたこともあり、施術そのものへの不安や恐怖は、正直あまりありませんでした。

提案されたのは、まったく別の32〜35万円の施術

カウンセリングを受けている様子のイラスト

ところが、カウンセリングで案内されたのは、広告にあった埋没法とはまったく違う、眉下切開という方法でした。
金額は32万〜35万円。
ダウンタイムはない、痛みもない、という説明つきです。

希望していたのは、あくまで最初に確認しに行った埋没法です。まったく別の、しかも10倍以上の金額の施術を、当たり前のように勧められたことに、まず戸惑いました。

「ダウンタイムなし」は、医学的にありえない

注射をしている様子のイラスト

正直、これには納得できませんでした。埋没法は「切らない」施術ではありますが、糸で留めるために、まぶたに針を通します。針を通すということは、皮膚に小さな穴を開けるということです。

指先を紙で少し切っただけでも、しばらく痛むものです。
まぶたに針を通して、それでまったく何も起こらない、腫れもしない、というのは、どう考えても不自然です。

「痛くないですよ」にも、同じ違和感

絆創膏のイラスト

眉下切開を勧められたときも、担当の方は「痛くないですよ」と、あっさり言いました。

麻酔をすれば、施術中は確かに痛みません。でも、麻酔が切れたあとは、鎮痛剤を飲んでいても、痛みは出るものです。
それを「痛くない」と言い切ってしまうことに、心の中では「本当にそうかな?」と、大きな疑問符がついていました。
もちろん、その場でクレームのように言うことはしませんでしたが。

広告と同意書の、静かなからくり

宣伝とお金のイラスト

こうしたクリニックでは、たいてい施術前に同意書にサインをします。そこには、腫れや内出血が起こり得ることが、実はきちんと書かれています。つまり、表向きの広告では「ダウンタイムなし」とうたいながら、実際の同意書ではリスクをちゃんと説明している、という仕組みです。だから、もし何か起きたとしても、クリニック側は「きちんと説明して、同意をいただいています」と言えてしまうのです。

まとめ・言葉より、同意書を読む

自分の体のこと、自分の将来のことですから、広告や宣伝を鵜呑みにせず、同意書の中身までしっかり読むことが大切だと、この経験を通して改めて感じました。
広告の言葉と、実際の説明には、案外大きな差があるものです。

普段は、のらりくらりとゆるく過ごしたい性分です。でも、自分の身体のこと、この先の将来がかかっている場面では、少しばかり踏ん張って、きちんと向き合う時もあるのです。

私のこの美容カウンセリングの体験記が、いつかどこかで、誰かの役に立ったらいいなと思って書きました。

※クリニック名や個人が特定される情報は伏せています。あくまで私個人の体験と感想としてお読みください。


【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。

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