本来は包丁用・我が家では水切り道具に転用したマグネットバー

家事

いきなりですが、我が家のレンジフードの下には、白い磁石のバーが1本、貼り付けられています。

山崎実業の「tower」シリーズ、マグネット&ウォール包丁ホルダーというものです。2022年6月に、楽天市場で2,750円で購入しました。幅35cm、奥行き1.7cm、高さ4cmほどの、白くて細長い棒状のアイテムです。

きっかけは、包丁がかっこよく見えたこと

壁に取り付けられた白い磁石バー

楽天の商品写真には、包丁が磁石でずらりと壁にくっついている、おしゃれな写真が使われていました。
よく見ると、私が使っているものと同じ包丁でした。
「これは素敵かも」と思って買ってみたのです。

けれど、我が家は「見せる収納」ではな「しまう収納」派。壁に包丁を堂々と見せておくスタイルは、実は我が家には合いませんでした。買ってはみたものの、しばらく使い道に迷っていたのを覚えています。

本来の用途とは違う、水切り道具として大活躍

お玉とピーラーが磁石にぶら下がっている様子。奥に水切りかごも見える

そこで思いついたのが、水切りかごの上部への転用です。両面テープでレンジフードの下に貼り付け、洗ったお玉やスプーン、小さなナイフ、ピーラーなどを、そこにくっつけて乾かすようにしました。

それまでは、水切りかごの細い道具入れポケットに立てていたのですが、重なり合って取りづらく、乾きも悪く、地味に邪魔な存在でした。それが、この磁石バーに変えてから、格段に乾くのが早くなりました。

洗ってすぐに貼り付けておけば、寝る前にはしまえるほどです。しかも目につく場所にあるので、「乾いたな」と気づいたらすぐに片付けられるのも便利な点です。

あくまでもここは、洗ったものを早く乾かすための一時置き場です。
いつもここに道具がぶら下がっているわけではなく、乾いたらさっさと引き出しにしまいます。出しっぱなしにして、見せる収納として使っているわけではありません。
あくまでも、乾くまでの数時間だけの、仮の置き場所です。

包丁も並べてみると

3本の包丁が磁石バーに並んでぶら下がっている様子

もちろん、本来の用途である包丁も、試しに並べてみることがあります。楽天の写真のように、きれいに一列に並ぶ様子は、なかなか壮観です。

ただし、これにも正直な弱点があります。
磁力が均一ではなく、両端は強いのに、真ん中あたりが弱いのです。重い包丁を真ん中に置くと、じわじわとずり落ちてきてしまいます。軽いものでも、真ん中にくっつけると、ポトンと落ちてしまうことがあります。全体が同じ磁力だったら、と思わずにはいられません。

実際に、重い包丁がずるずるとずり下がってきて、ある日ポトンと落ちてきたことがあります。あのときは、思わずひやりとしました。刃物ですから、落下は笑い事では済みません。

「壁が磁石」だったらいいのに、という発想

これを使っていて、ずっと思っていることがあります。世の中でよく見る「壁にくっつく収納」は、たいてい壁側が鉄板で、道具側に磁石がついているタイプです。この商品も同じ仕組みです。

でも私は、その逆があればいいのにと思うのです。壁側が磁石になっていて、スプーンやお玉などの金属そのものが直接くっつくタイプ。最近の浴室の「浮かせる収納」も、結局は道具側に磁石をつけるタイプがほとんどです。壁のあちこちに磁石のポイントがあれば、もっといろんなものが自由にくっつけられて、生活が楽になるのではないかと思うのですが、なかなかそういう商品には出会いません。

最近は100円ショップでも、昔よりずっと強力な磁石が手に入るようになりました。
これをうまく活用すれば、案外自分で似たようなものが作れるのではないか、とも思っています。どなたか、こういう発想の商品を作ってくれないものでしょうか。

ピーラーのための、グルーガン細工

ピーラーが丸い磁石で下側面からぶら下がっている様子

正直な弱点は、もう一つあります。磁石の効力があるのは、ほぼバーの前面だけ。訂正すると、上や下にもわずかに磁力はあるのですが、何かをくっつけて保持できるほどの強さではありません。何かをぶら下げたいと思っても、前面にぺたりと貼り付ける形にしかならないのです。

もし側面にもきちんとした磁力があれば、もっと使いやすくなるはずです。
ただ、この商品の本来の目的は、包丁やちょっとしたピン類をくっつけることのようなので、メーカーとしては側面の磁力まで考えていないのでしょうね。

特にピーラーは、刃の部分に凹凸があるせいで、平らな面にはうまくくっつきません。
そこで思いついたのが、ピーラーのハンドル部分に、丸い磁石をグルーガンで接着するという工夫です。これで、バーの下側面からもぶら下げられるようになりました。
ちょっとした思いつきでしたが、この工夫のおかげで、ピーラーもすっかり定位置を得ました。

水切りかごのポケットに、洗ったものをぽんぽん入れておくのも、もちろん悪くありません。でも、そのポケットの底の方は、いつまでも乾いていない——これは、きっと多くの方が経験している、地味なプチストレスではないでしょうか。
この方法は、そのプチストレスを解消してくれました。
プチストレス撲滅運動をしながら、今日ものらりくらりと生活しています。

まとめ・5年以上、日常に馴染んでいます

包丁とピーラーが並んでぶら下がっている様子

いろいろと弱点はありますが、「もう一度買いますか」と聞かれたら、私はたぶん買うと思います。今はもっと強力な磁石が出回っているので、今のサイズの半分くらいで、もっと軽いものがあれば、なお良いのですが。

気づけば、もう5年以上、ここに貼り付けたまま使っています。私にとってはすっかり、自然な日常の一部になっています。本来の使い方とは違う道を歩ませてしまいましたが、それでも長く付き合えているのですから、悪くない出会いだったのだと思います。

ちなみに、食器を布巾で拭かずに自然乾燥させる理由はこちらに書きました。学生時代の実験器具の洗い方が原点になっています。

ちなみに、水切りかご選びで失敗した話はこちらに書いています。あちらも、ちょっとしたお手入れの手間の話です。

※製品の使い方や耐久性には個体差があります。あくまで我が家の体験談としてお読みください。


【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。

コメント