我が家には、KURE(クレ)5-56が、いつも一本あります。
主に自転車に使うのですが、実は、家じゅうのあらゆるところで活躍してくれています。
物を長持ちさせることが、節約になる

私が油差しを大事にしているのは、物を大切にして、長持ちさせたいからです。
長く使えば、それだけ買い替えが減って、節約になります。そして、手をかけた物には、愛着も湧いてきます。
以前、物の手入れがFIREへの道だったという記事にも書きましたが、これは私の暮らしの根っこにある考え方です。
でも——毎日毎日使っていると、動きが悪くなっていることに、なかなか気づかないのです。
「キシキシ」鳴ったら、もう手遅れ

家の玄関の扉も、窓も、そうです。毎日開け閉めしていると、少しずつ重くなっていても、気づきません。
「キシキシ」と鳴り始めたときには、もう手遅れなんですね。
だから私は、掃除のついでに差すようにしています。玄関を掃除するとき、鍵穴や、扉の蝶番(ちょうつがい)の部分に、軽く油を一差し。

すると、考えられないほど扉が軽くなります。鍵の回りも、まるで新築のお家に来たような感覚になります。ぜひ、やってみてほしいです。
窓・網戸・雨戸も、掃除の「後」に一滴
窓や雨戸も同じです。
窓のさや(レール)は、マスキングテープやゴムを使って掃除する方が多いですよね。でも、掃除の「後」に油を差す、という話は、あまり聞かない気がします。
掃除をしたあと、本当に一滴だけ。網戸やレールの部分に、スプレーでプシュッとワンプッシュ。それだけで、恐ろしく窓の開け閉めが軽くなります。力を入れなくても、玄関も窓も雨戸も、すっと動くようになります。
買い替え寸前のサーキュレーターが、復活した

いちばん驚いたのは、黒い小さなサーキュレーターです。
1年ほど使ったら、首振りが動かなくなってしまいました。掃除をして、ほこりを取って、逆さにして、叩いてみても、うんともすんとも言いません。もう新しいものを探していたところでした。
ダメ元で、ノズルを使って、ボタンのところにクレを染み込ませてみました。プシュッと、ほんの少し。
そうしたら——なんということでしょう。固かったボタンが、ポチッと軽く押せるようになって、ちゃんと首を振るようになったのです。

首振りの部分ではなく、ボタンのところだった、というのが意外でした。あれからコロナ前からずっと、今でも健在で使っています。
このサーキュレーターについては、サーキュレーターって扇風機と何が違うの?という記事にも書きました。もう12年になります。
新しいものを買っていたら、また一万円近く出ていたはずです。ワンプッシュの油で、それが要らなくなった。「壊れた」と思ったものが、実は「動きが固くなっていただけ」だった——そういうことは、家の中に意外とたくさんあるのかもしれません。
開け閉め・ひねるところは、どこでも

考えてみると、家の中には「動くところ」がたくさんあります。
お風呂場のドア、洗濯機の蓋、外の水道の蛇口のひねるところ。年々かたくなっている部分に、ほんの一滴。それだけで、すごく軽くなって、力を入れずに動くようになります。
もちろん、自転車にはまめに差しています。チェーンやブレーキまわりが軽くなると、こぎ出しから違ってきます。
自転車の手入れについては、賃金が上がらない時代に私がやったことの記事にも詳しく書きました。買い替えずに、手をかけて長く乗る。あの考え方と、この油差しは、まったく同じ根っこから出ています。
一つだけ、注意があります
これは、私の失敗談です。
油を差すと、扉や窓のさやの滑りが、それはもう良くなります。でも、良くなりすぎることがあるのです。
いつもの力で閉めようとすると、スーッと勢いよく滑って、バシャーン!と、思いっきり閉まってしまう。まるで、喧嘩でもして、怒って叩きつけたような音がします。
油を差した扉は、いわばご機嫌になっている状態。だから、しばらくは、いつもよりそっと、やさしく閉めるようにしてください。そのうち感覚がつかめてきます。
まとめ・人を呼ばなくていい、という安心
だんだん歳をとってくると、力も、握力も、なくなってきます。かたい扉や蓋を開けるのに、誰かに頼まなければいけないことが、増えてきます。
でも、クレ5-56を一本持っていって、一滴たらしておくだけで、人を呼ばずに済むのです。
これは、お金の節約だけの話ではありません。「自分でできる」という安心が、小さなストレスを一つずつ消してくれます。
こうやって、のらりくらりと暮らしていけるんですよね。年をとることは、こわくない。一本の油差しが、そう思わせてくれます。
※製品は用途・使用上の注意を守ってお使いください。素材によっては使えない箇所もありますので、目立たない場所で確認してから使うと安心です。電気製品への使用は自己責任となります。あくまで我が家の体験談としてお読みください。
【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。



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