電動アシスト自転車14年目・「乗りつぶしなさい」と言われました

節約

前に書いたとおり、14年目でパンクした自転車は、タイヤを直してまた走り出しました。

電動アシスト自転車14年目・タイヤを直してまだまだ乗ります

まだしばらく乗るつもりです。

ただ、この自転車には終わりが決まっています。

今回はそのお金の話を書いておきます。

買った日と値段は、取扱説明書に書いてあります

取扱説明書に手書きした購入日と値段

取扱説明書を出してきました。想定内でしたが、やはり書いてありました。

2013.4.4 ¥89,800

買った日と値段を、自分で取説に書き込んでしまっておく癖があるのです。

13年経っても、探せば出てくるとわかっています。こういうときに困りません。

バッテリーは、一度も買っていません

電動アシスト自転車で一番お金がかかるのはバッテリーです。

ところが私は、運のいいことに一度も買っていません。リコールで1回、0円で新しいものと交換してもらっているのです。

その当時は自転車が必要で、朝から晩まで乗り回していたような時期でした。3〜4万円するバッテリーが0円で新品になったのですから、ラッキーでした。

今のバッテリーは、それから7〜8年は経っていると思います。ただ1本目のときと違って普段使いになっているので、そこまで消耗は激しくありません。修理のときに測ってもらったら、まだまだ行けるということでした。

ただし、あと数年で作られなくなります

私の自転車は14年前に買ったビビ・デラックスです。今の新しい型とは、バッテリーの大きさも重さも全然違います。

自転車屋さんの情報では、私が持っているタイプのバッテリーは、あと数年で生産中止になるということでした。

作られなくなれば、その日に自転車ごと廃棄です。

拭いても、油をさしても、カバーをかけても、そこはどうにもなりません。手入れの届かないところに、終わりが置いてあります。

自転車屋さんが、バッテリーを売ってくれませんでした

その自転車屋さんは、そのために新しいバッテリーを1つ、すでに予備として買っているそうです。

昔は3〜4万円で替えた記憶がありますが、今は7〜8万円するそうです。

けれどもその人は、私にはバッテリーを買うことを勧めませんでした。

今ある自転車を、バッテリーが使えるまで乗りつぶしてください。乗りつぶしなさい。

使い切ったら新しい自転車に替えるといい。決して電動アシスト自転車は安くないので、今からその分を少しずつ貯金していくといいよ、とも言ってくれました。

自分用には買っておいて、私には売らない。毎日乗る人と、普段使いの人とでは、答えが違うとわかっているのですね。

何かその考え方は、私に似ているような気がしました。

9,000円と、11,000円

同じ日に、もうひとつ選ぶ場面がありました。

タイヤの交換には2通りあると説明を受けたのです。

ひとつは9,000円のもの。もうひとつは、中にパンクを防ぐシリコンのような液剤を入れて、パンクしてもパンクしにくくなるというものです。保険のような材料ですね。それを足すと11,000円くらいになります。

私は9,000円のほうを選びました。

もう14年乗っている自転車ですから、というのがひとつ。

もうひとつは、またパンクしても、この程度の金額であれば致命傷にならないので払うことができるからです。

私はものを選ぶとき、買い直すことができるか、壊れたときに致命傷にならないか、という判断をして選ぶことにしています。自分で払える範囲のことに、先にお金を置いておく必要はないと思っているのです。

差はたった2,000円です。でもその2,000円を、14年分、何度も繰り返してきました。

アプリを1つ、増やしました

そこはチェーン店のサイクルショップだったようで、アプリに登録すると割引になるということでした。

あまり増やすのは好きではなかったのですが、登録して割引してもらいました。そのアプリの中には自転車の手入れの方法が細かく書いてあったので、これはこれでよかったのかもしれません。

近所の個人店に行けば、もっと安くやってくれたのかもしれません。でも今回は緊急で飛び込んだお店でしたから、それはそれで納得しています。

それでも、14年目はそれなりになっています

壊れたスタンドの金具

自転車を立てる金具、スタンドですね。あれが壊れています。直すにはスタンドごと取り替えなければいけません。昔の電動アシストなので、倒れないように結構立派で頑丈な作りになっているのです。

紫外線で割れ始めた泥除け

泥除けも経年劣化で、太陽の紫外線によって最近上のほうが割れ始めています。これはこれで仕方がないことですね、と言ってもらいました。

ブレーキやアシストの電線も、留め具が外れたり少し緩んだ感じになってきています。

長年握って色が変わりツルツルになったグリップ

そしてグリップです。長年握っているせいで色が変わって、持つところがツルツルになっています。

丁寧に扱っても、14年も経てばそれなりになるのですね。タイヤのツルツルは取り替えられますが、グリップのツルツルは取り替えられません。

14年目の合計は、たぶん11万円くらいです

はっきりわかっているのは、ここまでです。

  • 本体(2013年4月4日) 89,800円
  • バッテリー 0円
  • 数年前の前輪の交換 5,000〜6,000円
  • 14年目の後輪とチューブ 8,844円

このほかに、時々パンクをして穴を塞いでもらうような小さな修理を何度かしています。金額は覚えていません。ですから正確な合計は出せません。

ざっと11万円くらいだろうと思います。買ってから161か月ですから、1か月あたり700円弱といったところでしょうか。

もし寿命どおり7〜8年で買い替えていたら、今ごろ2台目に乗っています。月あたりはこの倍近くになっていたはずです。

まとめ・700円が安いのかは、まだわかりません

正直なところ、月700円弱が高いのか安いのか、私にはまだわかりません。

これは「持っている」ことの値段であって、「使った」ことの値段ではないからです。

朝から晩まで乗り回していた頃と、今の普段使いとでは、同じ700円でも中身がまるで違います。乗る回数が減れば減るほど、1回あたりは高くなっていきます。

近所にレンタサイクルがあります。手入れも要りません。置き場所も要りません。乗った分だけ払えばいい。

この自転車を乗りつぶしたら、次はもう買わないかもしれないと思っています。

自転車屋さんは「その分を貯めておきなさい」と言ってくれました。ありがたい言葉でしたが、貯めた先が次の自転車とは限りません。

買うときも、直すときも、私はいつも終わりのほうから逆算しています。いつまで使えるのか、駄目になったとき自分は困るのか。低い収入で60歳でFIREにたどり着けたのは、たぶんそういう選び方をしてきたからだと思っています。

14年目のパンクが、そういうことを考えさせてくれました。

※価格・サービス内容は2026年9月時点のものです。バッテリーの寿命や消耗の度合いには個人差があります。


【書いた人】
のらりくらりゆる〜く生活のストレスを排除しながらプチ節約をして、介護職でもひとりでも20年で住宅ローンを一人で完済。アラ還でFIREに辿り着いたりすねえです。

コメント