みかんの皮は捨てたらもったいない!!

家事

冬になれば、ほとんどの日本人はみかんを食べているのではないでしょうか?ちょっと大げさですね(笑)でも、皮をむくのも簡単ですし、そのまま持ち運びも便利とあって、みかんは多くの人が食べていますよね。ひと冬にどのくらい食べていますか?無造作に捨てているみかんの皮は利用できるのです。すぐにゴミ箱に入れちゃうのは待って!利用方法をご紹介します。

スポンサーリンク

掃除に大活躍のみかんの皮

みかんの皮には掃除に有効な成分が含まれているのです。「クエン酸」「リモネル」「ペクチン」等の成分です。「クエン酸」はその代表です。

「クエン酸」掃除が好きな人の中ではポピュラーなナチュラルクリーニング剤の代表ですね。名の通り酸性のため、シンクの水垢やの風呂場の石鹸等のアルカリ性の汚れ溶かし中和させて落としてくれます。この時に消臭や除菌の効果もあります。

「リモネン」は中性洗剤やハンドソープなどに使用されている界面活性剤と似た働きをしてくれます。リモネンは油によく馴染む親油性であり、油によく混ざりやすく食器や油性ペンの汚れ等を落とすことが得意です。みかんの皮の天然食物由来成分ですので、安全性が高く安心して使えます。

「ペクチン」は皮の裏の白い部分や筋と種に多く含まれる成分です。ジャムを作る時にとろみの成分として活用されます。床のコーティングやワックスのようなツヤ出し効果をしてくれます。

掃除の仕方

そのまま使いましょう

初級編「そのまんま」 面倒くさいので、とにかく捨てる前に再利用しましょうというズボラな姿勢で行きましょう。そのままみかんの皮のオレンジ色の部分を汚れているシンクやレンジ、洗面器等にこすりつけてください。みかんの皮に力を入れるとオレンジ色の汁が出ます。その汁と汚れを皮でなじませるようにすれば良いのです。力は入れずに「クエン酸」や「リモネン」の力を借りましょう。あとは水やぬるま湯で洗い流してください。みかんの香りも広がってくれます。

電子レンジを活用しましょう

中級編「電子レンジ」 水をはった耐熱容器に皮をそのまま入れてレンチンしてください。レンジの中で蒸気が上がります。そのまま電子レンジの中を掃除ができます。残った水(湯)でもアツコチ拭くことができます。

スプレー出来るようしましょう

上級編「みかん液」たくさんあるようでしたら、お鍋でみかんの皮を煮ちゃいましょう。オレンジ色の湯になったら冷まして出来上がりです。100均のスプレーボトルに詰め替えて、汚れの気になる部分に吹き付けて拭きあげましょう。しばらく保存できますので、台所で毎日使うことができます。
実は煮た鍋もピカピカになっちゃいますよ。

入浴剤を作っちゃおう

みかんの皮は中国の漢方薬にも使われています。みかんの皮を干して粉末にした「ちんぴ(陳皮)」と呼ばれ風邪薬の成分のひとつ等に使われています。また、西洋のアロマテラピーでもオレンジの柑橘系の香りは癒しの効果を上げるために使用されています。

みかんの皮の「リモネン」は親油性があるということを書きましたが、この作用によって保温効果が期待できます。また「クエン酸」も身体の余計な脂分を取り除き、香りでのリラックス効果を高めてくれます。

作り方1

冬場は乾燥しているので、みかんの皮をそのままザルにのせてお日様に2日くらいあてておきましょう。カラカラになったら、ジッパー付き袋や瓶にいれて保存しましょう。
お天気が悪ければ、ストーブの温風やオイルヒーターの上等で乾燥させても良いでしょう。急ぐ場合には電子レンジで数回にに分けながらレンチンしながら乾燥させましょう。
「けんぴ」に近づけるのであれば粉砕するとお湯に馴染みく使いやすくなります。

作り方2

そのまま皮を湯舟に入れちゃいましょう!(ほんとズボラ)えぇえぇ、どうせ捨てるのですから、そこまで手を加えなくても良いと思います。でも、あとひと働きしてもらうという精神でそのままドボン!
ゆず湯があるくらいですからOKです。ただし、ふやけてくるとボロボロになりますで湯が悲惨になりますので適当に取り出すか、ゴミネット等に入れるのが良いでしょう。

注意

天然成分だから安心ですという表現がありますが、「クエン酸」「リモネン」「ペクチン」も立派な自然界の成分です。リモネンは科学構造上、発泡スチロールにかけると溶けてしまいます。「クエン酸」「ペクチン」は肌が弱い人やアレルギーのある方はは刺激が強いかもしれません。合わないと思ったら使用を中止してください。

まとめ

そのまま捨ててしまっていたみかんの皮も、ちょっとした工夫で掃除や入浴に利用出来てオトクな気分になりますね。あまり気張らずに生活が楽しめたら良いですね。では。

 

 

 

コメント