たくさんのニンジンをいただきました。わ~~~っ、うれしい~~~っ!と思いましたが、さてさてこの量のニンジンをどうしたら全部ダメにすることなく食べきれるでしょうか?どんな保存方法があるかな?どんなやり方がよいかな?をご紹介しようと思います。
基本の保存方法
ニンジンは立てて保存
ニンジンを収穫前の土に埋まっている状態に近い環境にしてあげることが一番長持ちします。ニンジンはよく考えたら根っこです。土の中で縦に立った状態で育っていますので、立てておくのが一番です。育つ時にも縦に伸びる性質がありますので、横にしてしまうとストレスがかかってしまい傷む時間を早くしてしまします。
土付きニンジンはそのまま保存
土に付いたままでしたら、洗わずにそのままの方が長持ちします。収穫後、きれいに洗って出荷し流通にのせてしまうのであまり土付きのニンジンは見ることは少ないかもしれません。有機野菜や家庭菜園で入手するチャンスがありましたら、土を洗い流さずそのまま新聞紙に包んで保管しましょう。もちろん立てて植えてある状態のようにして保存しましよう。
ニンジンの適切な置き場所は?
・冷蔵庫
やはり冷蔵庫が一番でしょう。適切温度は0~5℃くらいです。ですから冷蔵庫がもっとも最適な場所です。ただし湿度は90~95%位を必要とします。土の中の状態に近い方か良いのです。ニンジンはとても乾燥が苦手です。ですから新聞紙にくるんでビニル袋にいれて保存しましょう。
.冷暗所
冷蔵庫に入り切らない場合は、冷暗所に置いておきましょう。字のごとくなるべく日光の当たらない冷たく暗い場所です。こちらも新聞紙で包んで立てて乾燥を防ぎながら保存しましょう。1週間ほど持ちます。けれども夏場は不向きです。
冷凍保存
実は冷凍保存ができます。もちろん1本そのままでは無理です(笑)。最初に加工して冷凍することによって調理する時に大変楽に便利に使うことができます。冷凍することによって解凍するときにニンジンの細胞が壊れます。熱を加えたような似たような状態になりますので調理時間も短縮できます。
・千切り
ニンジンは千切りにしてから保存袋に入れて冷凍しましょう。なるべく重ならないように板状になるようなイメージで冷凍すると良いでしょう。後に板チョコレートのように割りながら小分けに使うことができます。サラダやシリシリなどに向いています。
・いちょう切り
薄く輪切りにしたニンジンをさらに4等分にして三角の状態にして千切りと同じ状態で冷凍します。やはりなるべく重ならない状態で冷凍します。これで約1か月保存できます。いちょう切りの大きさにもよりますが、豚汁やポテトサラダなどに活用できます。
・ペースト
ミキサーがあれば一気に砕いてペーストにして冷凍保存もお勧めです。ミキサーによって繊維が壊れていますので解凍した後の影響が一番少ない状態です。ニンジンのポタージュやドレシンッグに活躍してくれます。保存期間は1~2か月です。
冷蔵保存
冷凍保存と同じです。ただし日持ちが5~7日と短いです。大量に保存を考えると毎日ニンジン尽くめになってしまいますので、使ったものが余った時に活用しましょう。
茹でて
上記の方法を茹でてから保存袋に入れる方法もあります。こちらの方が触感が失われずに調理ができます。ミックスベジタブルのニンジンが代表的です。時間のある方はこちらもお勧めです。
ピクスル(酢漬け)
甘酢につけると長持ちします。形状は拍子切りが一般的ですが、好きな形にカットで良いと思います。
作り方はカットしたニンジンにただカットした甘酢を保存袋で浸すだけです。本当は塩である程度水分を抜いておくと良いのでしょうが面倒なので割愛します(笑)。甘酢を作るのも面倒なので、カンタン酢を買ってきましょう(笑)。ニンジンだけだと「物足りない」「見栄えが」という方はダイコンやパプリカをカットして加えると良いでしょう。カンタン酢だけで充分ですが、タカノツメ(唐辛子)やユズ(柚子)、クローブ(丁子)などのハーブをを加えて味変を楽しんでください。サラダに加えるのが良いですが、そのままポリポリと食べてください。
保存瓶を消毒してキッチリ詰めれば6ヶ月~1年は十分に持ちます。
まとめ
カレーやしシチューに入れて冷凍保存という方法もありますが、今回は料理せずにの保存の方法をお知らせしました。だって主婦だってそんなに暇じゃないですからね。ていねいな暮らしも大切ですが、今がどうなのか?!が大切です。楽して節約出来たらうれしいですしね。
とりあえず我が家は1週間ニンジン三昧の予定です。
コメント