食費の節約の味方「リボベジ」をしませんか?

食費の節約は毎日の課題です。少しでも効率よく安く家計を助けるための節約をどうするかと考えると頭が痛いものです。最近「リボベジ」という言葉を耳にしたことはありませんか?ちょっとの手間の「リボベジ」をするだけでちょっとだけ節約、それが食品ロスの大きな節約につながります。特別な道具は要りませんでの是非トライしてみませんか?

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リボベジとは

「リボベジ」とは?聞きなれない言葉の方もいるかと思いますが、直訳すると「再生野菜」とのことです。
リボはリ(再び)ボーン(生まれる)ベジタブル(野菜)をかっこよく表現した名称です。
料理をすると必ず出るのが、野菜のヘタや根っこの部分です。いつもならあまり考えずに捨ててしまいますよね。このヘタや根っこを水に入れて栽培して育てると、後から芽や根が出てきます。この再度、栽培された植物をリボベジといいます。

やり方は?

「リボベジ」育て方は、とても簡単で日ごろ捨ててしまっているヘタや根の部分を水に浸すだけです。それだけ?って思いますがそれだけで再び根や芽が伸びてきます。育てるための植木鉢などの特別な準備はいりません。食器棚に余っている食器やタッパーで十分です。お水も水道水で大丈夫です。なので肥料もいりません。お皿を置けるスペースがあればいつでもどこでも始めることは可能です。いらないずくめで始めれるのがとても魅力です。一週間くらいで伸びてきます。

暮らしの達人たちは、このリボベジもキレイな容器で育ててインテリアにしているようです。100均等で素敵なものを見つけて目も楽しむことをしています。楽しみが加わるのは素敵ですね。

ただし、1日1回必ず水を取り替えましょう。特に夏場は必須です。1日で水に浸けている部分にぬめりが出てきます。細菌が繁殖してしまうのです。そんな時はきれいに洗って水を換えればよいだけです。日当たりの良いところのほうが成長は良いのですが、あまり高温の場所は好まないようです。冬場もマンショ等の密閉された部屋では暖房でかなり温かくなったりする場合があるようですので様子を見ながら栽培してみましょう。

どんな野菜が良い?ダメな野菜は?

リボベジをする野菜は、豆苗や根三つ葉はとても簡単です。もともと、根がありウレタンがついているものや、プラ容器で販売されているものもありますのでそのまま利用出来てしまいます。
ニンジンやダイコン、カブなどはもともと根っこなので切ったヘタの部分を平皿に水とヘタを入れれば完成です。ニンジンの葉はポアポアでかわいいです。
長ネギはガラスに挿しておくと、びっくりするくらい成長が早いです。

しめじやえのきなどの菌で増えるキノコ類とキュウリ、ナス、トマトのように実の部分の野菜では芽でませんの不向きです。ガーデニングでの技があるようですが、今回は誰でもできるリボベジの紹介だけをさせていただきます。

収穫時は?どう使うの?

ニョキニョキと青くリボベジが伸びてきたら好きな時に収穫してください。お味噌汁の具やパスタの飾り、ちょっとした薬味に活躍をしてくれます。
もうちょっと大きくなるかな?、、、とか眺めすぎていると水道水しか栄養はないので自分の持っている栄養が尽きると枯れてきちゃうこともあります。また豆苗などは成長線まで切ってしまうと二度目の発芽が出来ないそうです。伸びてきたらサッサと使うのが良いかもしれません。

リボベジは初めの芽や根より柔らかいような感じです。細くて色も薄いことが多いです。けれども栄養素的には全く問題はなく、ビタミンやミネラルがちゃんと含まれているそうです。

まとめ

どうせいつも捨てている部分なのですから、惜しみなくやってみるの良いと思います。キッチンで伸びてくるリボベジをみると結構癒しにもなります。スーパーでちょっとだけ欲しいのだけど、束で買ってしまって、残りは冷蔵庫で死んでしまったなんてことは誰にでもあるはず。これならエコにも節約にもになりすね。
私も全部の野菜をリボベジしたわけではありません。新しい野菜でもチャレンジして、またご報告したいと思います。

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